君だけのためのモノローグ

その夢を輝かせるために

11.14 デビュー10周年に思うこと

Hey! Say! JUMP、デビュー10周年おめでとうございます。

 

「10周年はあくまで通過点」常々そうコメントしてきたその謙虚な姿を無駄にしたくないから、私自身もなるべく派手な文章は書かず、ただ思ったことを備忘録代わりに書こうと思います。と言っておきながら例の如く重い文章になるのは目に見えているけれど……。

思ったことのメモ程度なので読みにくい文章ではありますがどうかお気になさらず。

 

「10周年は通過点」というその言葉、昨年から何人かのメンバーは言い続けてきていることだけど、先月終わった10周年アリーナツアーを通して、グループとしてその方針をより明確にしている気がします。彼らはもうすでに11年目、12年目を見通しているんです。

それは、今回のアリーナツアーの演出を見ても明らかで。例えば「心·技·体」で言えば、水太鼓や(リボンを使った)千手観音の演出。これらは過去の演出を再現したもので、「過去の姿」を見せフラッシュバックさせつつもそこから成長した「今」を強調しています。JUMPの「現在」を強く意識したんじゃないかと思います。

そういう細かな演出の工夫は意外とたくさんコンサートに散りばめられていて、一度では見つけきれないものも多く、しばらく経ってから「ハッ」と気付かされるものもありました。

この「現在」を主張したアリーナツアーは、演出を考えた薮くん山田くんを筆頭に、メンバーが持つ今のJUMPに対する自信の象徴なんじゃないかと思います。

それこそが、「今までinputしてきたものをoutputする」というツアーの趣旨にもぴったり重なるのです。年明けに裕翔くんが言っていたように、酉年だけに「取り込んできたものを取り出す」こと。

 そして、そのアリーナツアーを踏まえたドームツアー。きっと、JUMP自身のテーマがガラリと変わってくるんじゃないかと思っています。より「未来」を見せるコンサートになるんじゃないかと。「現在地点」をはっきりと「通過点」にするための第一歩かな。

あくまで勝手な予想ですが、そう思うと、より年末年始が楽しみになります。一体どんな姿を見せてくれるのか。きっと私たちの期待に応える、いやそれ以上のものを見せてくれるのだろうと思っています。

 

そして、そういう風をグループに吹き込んだのは我が自担・薮くんなんじゃないかとこれまた勝手に(贔屓目にも)思っています。アリーナツアーのパンフレットのインタビューで、「11年目、12年目、そしてその先も」ということをすごく強調しているんです。それは9人の中で1人だけで。

「常に一生懸命今あることに真摯に向き合う」「求められることに対しノルマ以上を返したい」「悔しくなるときも、超えていかなきゃいけない」

その言葉たちを見て、素直に薮くんをかっこいいと改めて思いました。

 

私自身実際にこの目で間近に見たアリーナツアー。H.our Timeのあとの締めの挨拶中の薮くんをすごく「かっこいい」と感じたんです。

ただ一点まっすぐに見つめる彼の瞳はとても凛々しくて、美しくて。そこにはまだ知らぬ薮くんの数々の想い、夢、そしてまだ見ぬ無限の可能性が映っているように感じました。

そのまっすぐな眼差しは、薮くんの「強さ」を表すように見えて頼もしく、これからもこの人を信じて応援していきたいと思わせてくれるものでした。

 

「デビュー」とはもともと、女の人が正式な舞踏会に社交場として初めて出ていくことを意味します。10年前の今日から辿ってきた道は、決してそんなきらびやかで華々しい日々ではなかったかもしれない。けれど、10年経った今、その道を選んでよかったと薮くんが言うから、私も薮くんを応援してきてよかったと胸を張って言えます。デビュー10周年おめでとうと心の底から祝うことができます。

 

薮くんの眼差しに隠れ、胸に潜んだ、叶うことを待っている夢たち。それこそ「遠くに聞こえてる、僕を呼ぶ夢」たち。いくら綺麗な景色でも1人だと感動なんて湧かないはず。薮くんが選ぶ道の先に広がる景色を、傍で支え同じものを見ることで、少しでも美しく煌めかせたいから。その夢を輝かせるために。